エヴァ破、こっちは監督面というか、画面にはっきり
描かれる演出面から読み取れるまともな分析ではなく、
スタッフの気持ちを深読みする穿った視点の分析です。
だからほとんど妄想と等しいので話半分で。
ネタバレあり。
存在意義がわからん。ということで巷で物議をかもしてる
マリについて。オレも色々考えていたんですが
大泉実成さんのレビュー↓
http://d.hatena.ne.jp/oizumi-m/
による「マリ=奥さんの安野モヨコ説」がやけに
しっくりきて面白かったです。
これを当てはめてみるとなんで旧劇の時にはいなかった女性が
突然出てきたのかとか、なんでマリにぶつかってシンジ君のS-DATが
25~26曲のループから抜け出して27曲目に進んだのかとかの
意味が妙に分かりやすいことに。
旧劇で庵野監督は「オタクは現実を見ろ!」とブチまけ、
その説教通りにアニメを捨て実写に傾倒していくわけですが、
面白いことに宮崎駿監督はそのことについて
「実写に逃げやがって!」と言ってるんですよね。
あと大月Pは「この10年、庵野監督にエヴァを作ってくれと
こちらから頼んだことはない。ようやく監督の方から
申し出てくれた」ってことを言ってます。
んでシンジ君は劇中で「イヤなことから逃げて何が悪いんだよ!」って
言ってエヴァから逃げ出して、マリは「いじけてても面白いこと
何にもないよ」とか「じゃあ逃げちゃえばいいじゃん」と言い出すわけですが、
シンジ君は自分の意思で再びエヴァに乗ることを決心するんですね。
…うーーむ…何か透けて見えてきそうで怖い。
まあパンフによると新キャラを出そうって
言い出したのは大月Pらしいですけどね。
あともう一つあるんですが、大月Pは
「エヴァのせいでアニメ業界に悪影響を与えてしまった」って言ってて
庵野監督は「エヴァ以降10年新しいアニメは出てこなかった」って言ってて
さらに「今の若い子供にアニメの面白さを知ってほしくて新劇を作った」
的なことも言ってるんですよね。
ここでうっかり思いついちゃったんですが、もしかしてあの赤い海って
ループ説とか続編説の伏線でもなんでもなくて
「エヴァのせいで悪影響を受けて生気を失ったアニメ業界」の
ことだったりするんですか?考えすぎ?
そう考えると加持さんが子供であるシンジ君に「この世界は生命が
満ち溢れていたことを知ってほしい」って言ってたこともなんか
べつの意味に聞こえてきてうわあああぁぁぁぁぁ……
…ああ、いや、別に…繰り返しますが、全部たまたま
思いついちゃった妄想ですよ。
こんなことあるわけないじゃないですか。ハ・ハ・ハ。
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