サマーウォーズ観てきました。
当然にように面白かったです。面白かったんですが、
予想以上に「デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム」
ソックリだったのが戸惑いました。
元々、細田守監督といえばウォーゲームで名を馳せた側面がある人なので、
今回はそれを踏襲する映画になってるんだろうなと予想はしてましたが、
まさかこんなにウォーゲームソックリだとは。
でもウォーゲームで物足りなかった部分を完璧に補足したような脚本に満足です。
ともすればネット社会批判や文明批判、田舎礼賛を入れてしまいたくなる
雰囲気満々なプロットなのに、そういう鬱陶しい説教じみた展開を
ビタイチいれることなく純粋なパニックムービーとして事件を進めて
行ったのが心地よかったです。
どっちかというと戦国時代だろうがネット社会だろうが本質は
変わっていないという映画ですし。
あと見た目が地味なので、大して活躍しなさそうなおっさん達が
その社会的な大人の実力をいかんなく発揮して大活躍し、
何の力も持たなそうだからこそ、意外なところでおいしい
働きをして大活躍をしそうなガキや犬が、別に活躍らしい
活躍をしないという脚本が逆に新鮮でした。
それと自分にとっての細田演出の真骨頂は動きのフェチズムなんだと再確認。
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